映画「映画大好きポンポさん」感想

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Amazon.co.jp: 映画大好きポンポさんを観る | Prime Video敏腕映画プロデューサー・ポンポさんのもとで製作アシスタントをしているジーン。映画に心を奪われた彼は、観た映画をすべて記憶している映画通だ。映画を撮ることにも憧れていたが、自分には無理だと卑屈になる毎日。だが、ポンポさんに15秒CMの制作を…amazon.co.jp

アニメ映画の「映画大好きポンポさん」を観た。

このタイトルだけだとなんかポンポさんが主人公っぽいけど実際のところはかなり地味目な見た目のジーン君が主人公ポジション。架空の映画都市のニャリウッドでの映画製作をテーマにした映画。お仕事系映画というかクリエイティブにすべてを捧げて自分を救うみたいな話かも。

ポンポさんは主人公ではないけどストーリーの根幹というか、ポンポさんのための映画を作りながら自分自身も救う主人公の話という感じかな。

一点だけちょっとジーン君の高校時代の知り合いが活躍する銀行の会議のシーンは公私混同なうえにコンプライアンス的にそれやっちゃだめだろ!みたいなご都合主義的展開だったけど、まあエンタメ映画なので細かいところはいいんだよというあれ(さすがに銀行の重役会議を無断で配信は一発でクビだと思う)

なんにせよクリエイティブにすべてを捧げろ魂を燃やせ系お仕事エンタメ映画としてはとてもよかった。

まあエンタメ映画としてはよかったんだけど、正直最近自分は「クリエイティブに人生のすべてを捧げる」「仕事こそが人生の生きがいだ」という考え方自体には肯定的ではないので、あくまでそういう人の立場での成功譚という感じではあったかな……。

作中のいろんなポイントがすべてご都合主義的に上手くいったので主人公は成功を収めて幸せになりましたという感じだけど、実際のところはこんなうまくはいかないわけで……、と捻くれた目線で見ちゃうのよくないな~と思いつつ。

なんか各分岐ごとに上手くいかなかったジーン君の世界線の存在を感じてしまってなんだかな。その場合はジーン君は果たして幸せになれたんだろうか。結果的に報われてハッピーエンドで周りからの賞賛を受け取ることがジーン君への報酬なんだろうかというもにょもにょが。まあお仕事系エンタメで最近よくある感情なので本作がどうこうみたいな話ではないけど。