映画「ミッキー17」感想

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Amazon.co.jp: ミッキー17を観る | Prime Videoヒーローには程遠い不運な男ミッキー・バーンズ(ロバート・パティンソン)は、ある異常な状況に置かれていた。その職場が彼に要求するのは、過酷な任務に対する絶対的な献身。つまり、生きていくために死ぬ、という仕事だった。amazon.co.jp

TENNETで準主役だったロバート・パティンソンが主演のSF映画。

借金をしたマフィアから逃れるために宇宙移民船の使い捨て人間(エクスペンダブルズ)の契約をして死んでも再生されるようになった主人公がなんやかんや宇宙船とか新天地の星で活躍して悪を倒すみたいなSF。

うーん、ちょっと正直話としてはイマイチだったかも……。

まずタイトル通り今作のミッキーは17人目なんだけど、こういう死に戻りみたいな話にしてはあんまり死んでないなという印象。というか前日譚みたいなシーンでは死んでるけど本編が始まってからは死んでない。

ミッキー18がダブルとして出てくるのが本作のギミックだけど、クローンが複数同時に存在するってのははかなり手垢がついているネタではある。というか予告だけみると正直もっとたくさん出てくるかと思ったので地味。Netflixドラマの「オルタード・カーボン」のほうが記憶を引き継いだクローンとしてはまだちゃんとSFしてた。

敵かと思われたFactorioで出てきそうなダンゴムシ型原生生物はかなりいいやつだし、ヘイトはひたすら人間側のボスに向く。というかボスもなんやかんやで4年以上の航海を成功させてて性根はともかく優秀なリーダーではあり、作中のシーンだけではそんな急にクルーたちがヘイト貯めて裏切るほどのやらかしもしてるようにも思えない。ミッキー達が恨むのはまあわかるけど。

なんかラストのほうで正義感を出して裏切る警備員の人間たちもかなり違和感がある。使い捨て契約のクローンとはいえどうみても普通の人間のミッキーを遊びみたいに殺すのを許容しつづける倫理観の世界の中で、なんか急に正義感だすのどうなんだ?みたいなところがある。脚本がちぐはぐな感じ。

あとどうにも全体をとおして映像が地味。基本船内か吹雪の惑星だし、原生生物もキモくて大量なだけで画面映えしないし、ミッキーとヒロイン以外はぜんぜん掘り下げがなくていまいち愛着がない感じだしで、まあロバート・パティンソンの演技力で最後まで見れるけど薄味な感じの映画だった。

とりあえずはロバート・パティンソンとスティーヴン・ユァン(ウォーキングデッドにも出てた人)が見れたのは良かったかな。

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