映画「ブレット・トレイン」感想
この記事にはネタバレが含まれます。
映画のブレット・トレイン(原題:Bullet Train)を見た。どっちかというとバレット・トレインな感じだし、昔ならそのまま”弾丸列車”になってそう。
ブラッド・ピット主演で真田広之がいつもの強い日本人役ででてくる。この映画は原作があって伊坂幸太郎の「マリアビートル」が元らしい。
日本の東海道新幹線の東京->京都を舞台にヤクザや殺し屋たちがなんやかんや暴れまわるみたいな話。Wikipediaにはアクション・コメディ・スリラー映画となっているように全体的にコメディタッチなんだけど、アクションシーンはわりとちゃんとしてる。
日本の小説原作で日本が舞台とはいえ、演出はだいぶトンチキ日本になってる。アメリカ人の考えるなんかちょっとアジアミックスされた架空の日本で、東京オリンピックのパロディっぽいマスコットがイラストとか着ぐるみで出て来たりとなんかだいぶファンタジーな感じ。とはいえ伊坂幸太郎さんの小説の世界観もだいぶファンタジーよりな感じだった気がする(最近読んでないからちょっと忘れたけど)から逆に原作に近いのかもしれない。
トンチキ日本で日本語が怪しい日本人役の人がちょくちょく出てくるけど、真田広之がいるからちゃんと日本になってる気がする。ありがとう真田広之。とはいえトラディショナル日本って感じだけど。
ブラット・ピットの主演映画はファイトクラブのイメージが強かったけど、改めて調べたらけっこう見たことあるコメディ調のアクション映画はでてた。「オーシャンズ11」とか「Mr&Mrs. スミス」とか。なんかちょっと知名度の割には印象が薄い気もしなくはないが、やっぱり演技は上手い。
娯楽アクション映画としてはいい出来だった。主人公も運が悪いだけで別に弱いわけではないし、セラピーの影響で殺しを避けてるのもちゃんと設定として生きてたし、悪い奴らはちゃんと痛い目にあってたし、いいやつはなんやかんやで生きてる率が高かったし(全員とは言わないけど)。脚本はまあトンチキだけどリアリティが必要なタイプの作品でもないし娯楽映画として考えればこんなもんでしょう。演出は飽きさせないし後半に行くにつれて加速していく感じがかなりよかった。