Slopを作ったっていいじゃない
昨今AIで作られたSlopコンテンツが増えているといわれている。
とはいえ今はまだ過渡期という感じで人々が気にするのも一時的なものなんじゃないかなとは思っている。UGCサービス群のキュレーションが人間が投稿する速度前提に最適化されているのがまだ調整しきれていないだけでそのうちクオリティフィルターがもっと適切なものに調整されるとは思っている。
そもそもAIが作る前から人間は低品質コンテンツを大量に量産していたわけで、そこにAIが加わっても規模の問題でしか無い。AIが出てきたからって人間の低品質コンテンツをありがたがる必要はないのだ。ニコニコ動画全盛期だって大量の低品質コンテンツで溢れていた。
AI Slopの問題としては「統計的に良いとされるものに寄りすぎる」「意図・必然性のない過剰な装飾」「作り込みの甘さ」などを感じるが、これは作業者のAIよりも指示者のディレクションの問題な気がしている。人間に置き換えると「技術はあるがこだわりのない人がざっくりとした案と市場調査のデータだけわたされて作ったもの」の延長線上のコンテンツという感じだ。
「なんか情報としては豪華だけど空虚」というのは豊富な予算をかけて作られたけどコケた映画とかみたいな感じ(パシフィック・リム2みたいな……)。
とはいえ最近は個々人としては「Slopを作ってもいいじゃない」とは思ってきている。
会社の新人だって最初のうちは過去資料を雰囲気だけ真似たひどい成果物しかつくれないけど、何回か繰り返していくうちにマシになっていくわけだし。総体としては迷惑かもだけど作り続けていけばなにかそこから見出していく人たちも出てくるとは思う。
結局のところ続けることが一番大事で、空虚なものをずっと作り続けられる人はなかなかいなくて、続けられる人たちは反復して試行錯誤いくうちにそこから何かを見出して止揚に至るのではないかしら。
まあAIがどうこう言われ始めてまだ1~2年だしもうちょっと様子をみてみましょうというところ。